ちょっと紹介が遅れてしまいまいしたが、今年の御幸町の荒神さんの秋祭りに併せて御幸町100周年記念の歴史写真展が御幸一の町内会館で行われました。
御幸町の名の起こりは、明治32年(1899年)10月24日、海路で広島に向かう途中の皇太子(後の大正天皇)が鞆へ寄られ、沼名前神社参拝後、当地の御幸町の山中を狩猟で散策されたことを記念して、当時は原村とよばれていたこの地区を大正2年(1913年)に御幸町と改名されたそうです。
ということで平成24年(2012年)の今年は御幸町も誕生してついに100年ということになりました。
館内にはその足跡を伝える資料が資料館友の会の先輩である北村さんによって展示されていました。
で、その向かいには、、、
こんな感じで昭和20年代後半から30年台前半の写真がたくさん展示されました。
実は今回、この企画に対して私の方に事前の相談があり、御幸町100周年ということで喜んで収集した写真を
提供させていただきました。
みなさん昔の写真を指してなにやら昔話に花を咲かせています♪
これは昭和30年前後の当地御幸町にあった町営住宅界隈です。
現在の鞆中学校下の市営住宅がある場所ですが、全く風景が変わっています。
で、、、写真には○○家、○○家なる矢印の表示が飛び交っています。
この写真を御幸町のみなさんが見た瞬間の情景が想像できます。
きっと 「おぉ~、、、こりゃ~ら○○の家じゃ~、こっちは○○兵衛の家じゃ~、、、なつかしいのぉ~、、」なんてことになったんでしょうね。
御幸町の古い写真はそんなには多くはなかったのですが、その他にも現在の変電所の場所にあった鞆電気株式会社の創業時の資料や鞆鉄道のラッキョ汽車が走る姿などが展示されました。
祭りの間の本当に短い期間の展示ではありましたが、みなさんに喜んでいただいて本当に良かったです。
私自身もまた別の機会に、昔の鞆の写真展をと思っています。