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新しい神勢丸

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昨日、進水式を終えた新しい神勢丸の姿です。

鉄鋼団地の端にある本瓦造船所の第二工場の前の海に係留され船内の仕上げ作業などが行われていました。

こうして見るとかなり斬新なデザインですね。
新しい神勢丸は白を基調としながらも、さりげなく煙突部は往年の神勢丸のイメージカラーであるライトグリーン色を残してくれています。

新しい神勢丸のデビューは4月の予定のようです。

お弓まであと二週間

お弓神事まであと二週間となりました。
今日は江之浦元町や関町などの七ヶ町の協力で作り終えた的と飾り矢を神社へ持っていきました。
的と飾り矢を神社でご祈祷してもらう為です。
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神社の前でみんなでポーズ(笑)
 
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的は拝殿横吊るして本番まで反らないように固定します。
 
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飾り矢を拝殿に置きご祈祷して戴きます。
 
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こうして飾り矢はお守りとなり、町内の氏子に配ることができます。
 
準備はまだまだ続きます、、、、
 
 

お弓まであと二週間 続き編

昨日の続きです。
午前中は10時から弓主二人がいよいよ外での弓の練習です。
 
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境内の能舞台の前で弓友会の先生の指導の下、実際の距離に近い形ではじめての試打ちです。
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初日にしてはまずまずの出来だったと思います。
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あとはいかに平常心を保つかですね、、、、
 
午後はお弓神事に使う衣装を出して防虫剤の臭い抜き作業です。
 
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衣装を拡げるにに従い、部屋の中が異様な臭気に、、、、
これをしなかったら矢取りや小姓を務める子供たちも防虫剤の臭いにご機嫌ななめになるかもしれませんね。
 
かくしてお弓神事の準備もいよいよこれから大詰めを迎えます。
 
 

再出発の日

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先日の日曜日の夜は知事が鞆を訪れての最後の住民協議会となりました。
一昨年の初回の知事が鞆を訪れた時こそ出席させて戴きましたが、その後はあえて出席はさせては戴きませんでした。

途中はこれ以上続けても無駄ではないのか?と私も思うこともありましたが、日曜日の記者会見場を訪れた時はその思いが完全に間違いであったと悟りました。

協議会が終わった後の参加者のみなさんの顔はみんな笑顔でした。
マスコミがついつも伝える「空気」とは程遠いくらいでした。

マスコミが対立の中心人物といつも書き立てている町連協の大浜さんと裁判の原告事務局である松居さんもお互い笑顔で雑談をしていました。
マスコミの報道ではあり得ないツーショットかもしれませんね。

お互い協議会が無事終わりホッとしていて本当にみなさん爽やかな笑顔でした。

みんな鞆が好きなんだ。みんな鞆を愛しているんだ。
そして思いは確信に変わりました。

必ずみんなが手と手を取り合って一つになれる日が来ると。


知事の記者会見終わり帰り際に廊下で知事に話かけました。
知事と初めて話をしたのは最初の協議会の時だったので、実に二年ぶりでしたが私のことをよく覚えていてくれました。

自信に満ちた目で答えてくれる知事を見て、きっと鞆の為に本当に力になってくれると思いました。



仲介者がまとめた両派の共通認識は以下の8項目です。

(1)困っている人が現にいることを互いに認め、尊重し合う
(2)町中に大きな道を造らない
(3)バイパスの有用性への理解が一定程度進み、求められる機能は通過交通の排除、歩車分離、定時性   の確保、時間短縮、大型車の通行、ネットワーク化
(4)景観は大切で、配慮も必要
(5)時間短縮も重要だが、バイパスには安全性や定時性の確保をより求める
(6)バイパスでの大型車の通行によって生活環境が悪化するなどの懸念を感じる人がいる
(7)駐車場の確保、下水道整備、港湾機能の確保、防災対策が必要
(8)鞆の歴史・伝統に誇りを持ち、景観を愛し、鞆を再生、活性化させたい


この共通認識を大切にし、鞆の未来を一歩一歩前に進むように考え行動することがこれからの私たちの使命のように感じます。


私は二年前に、「ステップ案」という段階的分割複合案を知事に提案しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/shimakaze2002/30934301.html
今までの県の進め方と共通認識の8項目を見ていると、二年前に知事に手渡した膨大な鞆の調査資料と
提案書は決して無駄にはならなかったとあらためて感じました。

これからも微力ながらも未来の鞆を想い、引き続きさまざまな活動を続けていきたいと思います。


そして、二年にも及ぶ協議会に辛抱強く参加し続けてくれた方々にあらためて感謝いたします。

春の足音

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寒波も最盛期の日本列島ですが、沼名前神社下の真言宗大観寺では境内の梅の木にはもうたくさんの花が咲いています。

私は木や花のことはあまり詳しくないので分かりませんが、寒くても木は日照時間などから春の訪れを察知するのでしょうか?
こんなに寒いのに花が咲くのってなんだか不思議ですね。


鞆に春の足音を告げる大観寺の梅の花です。

失われた風景

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昭和20年代後半の写真です。
一枚目の写真を見て鞆のどこだか分かる人は60代以下の方ではほとんどいないと思います。

この写真は現在の鞆中学校が建つ水源地のすぐ下、現在の市営住宅が立ち並ぶ後地字中島付近です。
写真で見るこの建物は在りし日の町営住宅です。
もちろん今はその面影はありません。

この時代は丘には畑が一面に広がり、たくさんの芋が植えられています。
鉄鋼団地はまだ造成されていません。

今は家が多く建ち、畑もほとんどなくなり木々や竹林となってしまって為、全く違う風景となってしまっています。

時代と共に鞆が失ってしまった風景がこの写真の中にはいっぱい閉じ込められています。

節分祭

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今日2月3日は節分です。

夜、沼名前神社には次々と参拝者が訪れていました。
鞆の節分は他の地域と大きく違う習慣があります。

普通は神社や寺院で豆まきをしますが、鞆では神社に年の数だけ豆を持って行きます。
拝殿には豆を持って行く場所が設けられています。

なぜこのような習慣になったのかは不詳ですが、昔の祇園社には神主、禰宜の他に多くの神職がいた為、ひょっとしたらその人たちの食料の足しにしていたのかもしれません。

神社には参拝者の為に甘酒の接待所が設けられています。
甘酒の接待をしているのは我らが祭事運営委員会の本部役員の方々です。

本当にお勤めご苦労様です。

今日はこの冬一番の寒波の為、日中の参拝者が多かったようです。

今日の節分祭で邪気を追い払うと明日は立春、これから少しずつ鞆にも春の声が聞こえてきます。

新たな鞆のシンボルマーク!?・・・

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ん?、、、、、、昔の農協のマーク?、、、、
 
よく見ると違いますね。
しかしこのマーク、、、何かすごいインパクトがありますね!
 
 
実はこのマーク、今月11日にプレオープンする鞆の津ミュージアムのマークです。
何をモチーフにしているのでしょうか?
左下は海かな、、、右下は町家かこのミュージアムの土蔵を表しているのでいるのでしょうか?
上のルービックキューブのようなのは私には想像が出来ません、、、、
今度学芸員の櫛野さんに聞いてみることにします。
 
全体を見るとこういう感じです。
 
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なかなかカッコいいですね!
 
工事もほぼ完了し週明けからはプレオープンに向けての準備が始まるそうです。
 
この鞆の津ミュージアムのマークが鞆の新たなシンボルマークになればいいですね。
 
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想いを行動に

今日は昨年に続き盈進学園の中学・高校の生徒さん、先生方ら総勢15名で鞆の浦歴史民俗資料館友の会のサポーター役として、「鞆・町並ひな祭」のメイン会場となる市の重文、鞆の津の商家の建物の清掃と、展示会場
となる町家に鞆公民館から展示用のパネルを運んで会場作りをするお手伝いをして戴きました。
 
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これは一昨年から盈進学園のヒューマンライツ部が行っている課外活動で、元を糺せば生徒さんたちが鞆の埋立て架橋の賛否について調査・研究をしたことに始まります。
 
そして生徒さんたちが出した答えが架橋の賛否にとらわれない「鞆の人々共通の利益」であり、そしてその想いを行動に移す「私達が鞆の為に出来ること」の具体的活動の一環でもあります。
 
盈進学園の生徒さんたちと交流を続けていると、本当に素晴らしい教育をされていると感動を覚えるほどです。
そして生徒さん達を迎える我々も実際の鞆の伝統的な建物に直に触れて戴くことによってこの町への愛着を深めて戴くことが出来るのではと考え、鞆の浦歴史民俗資料館と連携を取り行っている行事です。
 
朝9時、鞆の浦歴民俗資料館の通堂館長の挨拶の後、一斉に掃除に取り掛かりました。
特に道路に面した格子窓周りはホコリが溜まりやすい為に、特に念入りに掃除をお願いしました。
 
格子窓の周りを雑巾でひと拭きするとこの通り、、、、墨汁で染めたように真っ黒になります。
 
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先生方も生徒さんへの指示だけではなく、自ら先頭を切る勢いで一生懸命掃除をして下さいました。
 
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その他にも床や階段、中庭や庇の樋の中など、様々な場所を掃除して戴きとてもきれいになりました。
 
今日は掃除の後、休憩をはさんで場所を港界隈の茶屋蔵へ移し勉強会を行いました。
写真がないのが残念なんですが、、、、勉強会の内容は、、、、
生徒さんたち10代の視点で作る新たな「鞆マップ」作りの為の勉強会です。
 
これももちろん生徒さんたちのアイデアで、鞆のあまり知られていない隠れスポットをいろいろ教えてほしいという要望があり行いました。
実際に短時間で様々な場所に行くのは難しいのでプロジェクターで様々な場所を紹介させて戴きました。
紹介した場所はどちらかというと観光客があまり足を運ばない場所が中心に行いました。
でもそういうところでも面白いところはいっぱいあるんですよね。
さて、盈進学園の生徒さん達が作る10代視点から作る鞆を楽しむマップは???
今後、写真を元に場所を実際に再調査し、その上で作るそうです。
 
楽しいマップが出来るとよいですね♪
 

お弓神事まであとわずか

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お弓神事の晴れ舞台まであとわずかとなりました。
今日の弓主の二人は弓友会の大濱さんの指導の下、ラストスパートの練習です。

当初はぎこちなかった型もここにきてとても良くなってきました。

今週中からは作法の練習があり、金曜日夜には小姓、矢取の子供達も揃い作法の全体練習も行われ、いよいよ土曜日からのお弓神事になります。

現時点での天気予報では土日はよい天気という予想なので幸いです。


話は変わりますが、今年のお弓神事はお弓の行列を重要文化財である太田家住宅から出します。
これは鞆の伝統的な祭事を観光に活かそうと、西町祭事運営委員会と太田家住宅を守る会が協力して実現することになりました。
土日のお弓神事の際は太田家住宅に祝事用の幕が張られ、高張提灯も飾られる予定です。

今年のお弓神事では、古い町家が多く残る西町の特色を活かした時代絵巻が再現されます。

お弓神事の歴史を探る

鞆に春の訪れを告げる祭事であるお弓神事
 
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お弓神事は神功皇后が稜威の高鞆を奉納された事に起因して始まったといわれていますが、現在のような形で行われるようになったのはいつからなのでしょうか?
備後地方に残る様々な史料からその歴史を探ってみましょう。
 
1600年代末期から1700年初め頃に記されたとされる「鞆浦志」には初めて具体的な祭事の模様が記されています。
「正月七日、弓始めとして氏族相集(まり)、五尺の網代的を射る。去ル事三拾歩の餘(あまり)、射手両人、烏帽子、素襖を着し、帯佩(たいはい)謹而行之」
この時代、既に今と同じような服装で祭事を行っていたことが記されています。
 
これより数十年年前に記された「あくた川のまき」には大変興味深い記述があります。
 
「む月のはつ七日に弓始とて、物するあり。此八幡の神事なるへ(べ)きを、それさへきねのならはしにや、あらぬ人みな祇園のやうにおもへり。
むかしは此弓も後地より射けるを、いつの此よりかひきかへて、鞆の町にとりおこなふ(う)ことになん、なりぬるもいとおかし。」
 
つまりお弓神事は「元々後地村の祭事であったのが、いつしか鞆の町衆が行うようになった。これっておかしくない?」と記載されているのです。
 
この「あくた川のまき」の著者は鞆のある寺院の僧というのが定説ですが、これが事実であればとても興味深い歴史があったことになります。
はたして真実はいかに?、、、、
 
頑張って研究してみます。
 
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    (福山藩阿部家から寄贈されたと思われる矢筒、お弓神事では実際に矢筒として使われる)
 


 
 

いよいよ明日から 鞆・町並ひな祭

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           (折り紙の手作り町家びな 祇園北町 根本家  ※写真は昨年の様子)
 
今年で第10回目を迎える鞆・町並ひな祭がいよいよ明日から開催されます。
鞆の浦歴史民俗資料館や鞆の津の商家、太田家住宅などの主だった会場や商店なども雛飾りの準備が整い、皆様のお越しをお待ちするだけとなりました。
今年も例年通り約100箇所での展示となります。(一部の町家などは除く)
 
今年はギャラリーありそ楼や鞆酒造で東北の震災を受けたお雛様も展示するようになっています。
またひな祭期間中の2月11日、12日は重文 太田家住宅より古式に則った御弓神事の行列が出るようなサプライズもあります。
 
今年もぜひ鞆・町並ひな祭にお越し下さい。
 
詳しい情報は鞆の浦歴史民俗資料館のこちらのHPをご覧下さい。
 
第10回・鞆町並ひな祭のイメージビデオはこちら
 
 
 
 
 
 
 
 
 

雪印と花印

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壁に押された雪印と花印という二つの印
今から100年以上前に土蔵の壁に押されたいたずらの跡、、、
 
この雪印と花印という印は、かつての林半助の名で知られた林屋が醤油の醸造販売を行っていたいた時代のブランド名です。
「ヤマ・ト」の商標は今でも林家の瓦にも見ることができます。
鞆の津ギャラリーの工事の際に蔵の壁を見ていて偶然見つけました。
 
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壁に押した時はいたずらだったかもしれませんが、100年以上経つと、「よくぞ押してくれた」って感じですね。
このいたずらも今ではこの土蔵が歩んできた貴重な足音のように思えてきます。
 
 
 
 

いよいよ明日からお弓神事

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今夜は弓主、小姓、矢取の諸役も勢揃いして沼名前神社の拝殿で全体を通しての予行演習がありました。

我々世話方の掛け声に合わせて弓主が作法に法り弓を引きます。
そして矢取が運ぶ弓を小姓が受け取る練習です。

矢取を務める子供たちは訳が分からずはしゃぎ回っていました。
この分だとかわいい矢取が矢場を元気に走る姿が見れそうですね。

いよいよ明日からお弓神事ですね。
明日は午後4時より重文 太田家住宅から行列が出発します。

この週末は天気も申し分ないようですので、よいお弓神事になりそうです。

いよいよ本番 お弓神事

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昨日の弓渡式、叙位詣も無事終わり今日はいよいよ本番です。
朝、弓主が頭屋で寝ているところを襲撃しましたが、既に皆さん起きてました(苦笑)
今日は正午過ぎに、重文太田家住宅から行列が出て、午後2時から神事が始まります。

私にとってのお弓神事

今年のお弓神事も無事終わり、当番町としての務めを果たすことができ本当にホッとしています。
 
これもひとえに準備の段階から常にサポートして戴いた江之浦元町や関町の本部役員の方々をはじめとする大勢の七ヶ町の世話方の皆様のご温情があってこそだと思います。
本当にありがとうございました。
 
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今回のお弓神事は私にとって世話方として初めてのお弓神事でした。そういう意味でも大変貴重な経験が出来たと思います。
しかし以上に大切なこと、それは小弓主を務めた縄稚真吾くんを弓主として晴れ舞台に上がらせることが出来たことです。
 
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                      〔小弓主を務めた縄稚真吾くん〕
 
真吾くんは西町で奥さん、お母さんと一緒に手打ちうどん屋の「海彦]を営んでいます。
元々実家は田尻にある為、何年経っても西町以外では「ヨソモノがやりょうる店」というレッテルを貼られていました。
それが嫌で昨年から私が仲介者となって西町の借家を借り、鞆の住民となりました。
そして今回のお弓神事で弓主を務めることによって自他共に認められる鞆の一員にと、西町の世話方全員の推薦の上で弓主を務めることとなりました。
本人が世話方の心意気に答えて弓主を務めると言ってくれたことも本当にうれしかったです。
 
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        〔親弓主を務めた兄貴肌の稲葉亘くん・・・・真吾くんのよき兄貴分になってくれました〕
 
本来、西町は「ヨソモノ」の集合体の町です。
港町として栄えていた時代、港を通じて常に人の出入りがあり、ヨソモノが西町で商売を営み、そして西町の町衆として町の繁栄を支えていました。それが西町の町としての特徴であり、西町の力そのものでした。
西町は今でも町内に同じ家系の家がほとんどないものその時代の名残なのです。
 
しかし、港の衰退と共に町はヨソモノを嫌う閉鎖的な村社会になっていきました。
そういう意味で、かつての繁栄の源であるヨソモノを快く受け入れる町の気風が祭事にも反映することが出来たことは本当にうれしい限りです。
 
祭りを通じて新しい人を受け入れ、町の繁栄を取り戻す。
祭りには「人と人の絆を結ぶ」力があるから私達は神に頭を下げることが出来るのだと思っています。
そういう意味で、今回のお弓神事は本当に意味のある祭事となりました。
 
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 お弓神事も無事終わりました。
さぁみんなで真吾のいる海彦にうどんを喰いに行きましょう♪ (^0^/
 
 
 
 
 
 
 
 
 

カメラメーカーはもっとマナー向上の為の活動を

先日のお弓神事では、本番の神社での祭事はもとより、着替え場所だった西町のフリースペース白壁でもアマチュアカメラマン(女性も多い)が黒だかりであった。

祭りなので撮影禁止とまでは言わなかったが、困ったことに集まった彼らが取った行動とは、、、


着物を着た所役が何をしていようとも見境なくカメラを向けての撮影、、、

声をかけてちゃんと撮るくらいなら良いのだが、、、
中には声掛けもなくこんな場面の撮影をしている始末。
食事している所、煙草を吹かしている所、携帯電話で会話している所、、、足袋を履いている所、、、

町内会の人の中には明らかに嫌がっている人もいて、「なんとかしてよ」という声も、、、

被写体された人が明らかに嫌がっているのに、カメラを向けてこの人達はいったい何をしたいのか?
もしも撮影している自分のモラルのかけらもないマヌケな姿を他人にバシバシ撮られたらどう思うのか?
 
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こっちはこっちでスケジュールの大幅な遅れで冷や汗なのに、出てきた着物姿の所役をほとんど捕まえては黒だかりのにわか撮影会、、、
 
電話で連絡を取り合ったり、打ち合わせをしている間も私にも見境なくカメラは向けられた。
バシバシ撮るアマチュアカメラマン達に対し、どうしょうもない空しさと苛立ちさえ覚えた。

集まったアマチュアカメラマンに撮影時間は別に取っているからと説明しても意味なし、、、
挙げ句の果てには「そこのビールケースが邪魔なんで移動してくれ」などと注文も、、、
そのモラルのかけらもない自分勝手な言葉に思わず「いい加減にしてくれ!」と言ってしまった。


祭りを撮りにきてくれるのは有り難いが、いったい誰の為の祭りなのか?
 
少なくともここに集まっていたアマチュアカメラマンの多くは「祭り」という感覚ではなく、「撮影会」という感覚で集まってきている。
ここに大きな問題、勘違いがあるのではないのかと私は思う。


アマチュアカメラマン達一人一人は結構大人しそうな感じなのだが、誰かが一人そういう撮影を始めるとモラルのリミッターがみんな外れてお構いなしの右へ習えの撮影会、、、そして「撮った者勝ち」、「何を撮ろうが勝手」、「撮る権利がある」というような振る舞いに、、、
 
「パパラッチ みんなでやれば 怖くない」 
残念ながらこれが現実なのだ。


デジタルカメラの普及によってカメラは非常に身近な存在になったが、それと同時にアマチュアカメラマンのマナーやモラルも一気に低下した。

デジタルカメラ、アマチュアカメラマンの真の普及の為には今こそカメラを売るメーカーが先頭に立ち、ユーザーのマナー向上に真摯に取り組まなければならない時なのではないか?

焚場の夜明け

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先日の日曜日は5時に起きた私、、、まだ暗い鞆の海岸沿いを俳諧した後、寝ぼけた兄 七島を「おい!早よう起きんと空の色が変わりょうるど」「今日は水平線に薄雲もかかっとるけぇ~抜群の天気じゃ」と言って無理やり起こしてモーニングに、、、

当初はグリーンラインの第二展望台付近に行く予定だったが、焚場の浜を通った瞬間にあまりの美しさに急遽予定を変更(笑)

水平線付近に薄雲がかかるとこういう夜明けになるんですよね。

兄 七島がブログにアップした構図は既にFacebookにアップしているので、ちょっと趣を変えた魚眼での写真をアップします。

この日の夜明けは本当にきれいでした。

焚場の浜からの日の出

昨日の続編、日曜日の夜明けの続き、焚場の浜からの日の出の風景です。
今の時期、ここからはちょうど波止と波止の間から朝日が昇ります。
 
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ちょっと船の位置がイマイチでした、、、、
ちなみに前日の土曜日も日曜日と同じいい天気だったので、淀姫神社下の星の浦から日の出を狙い撃ちしたのですが、、、船が一隻もいなくて撃沈(涙)、、、、
土曜日は市場が休みの為、出船する船が少ないんですよね、、、
 
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きれいな日の出を拝めました。
ちなみに背景の島は笠岡諸島の袴島、大飛、小飛(おおびし、こびし)島です。
 
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太陽が昇りきった時になってようやくいい場所に船が、、、、
時既にちょっと遅し、、、
 
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この日は日の出後も、もやと薄い雲があったのでしばらくは撮影OKでした。
 
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でもさすがに日が高くなってくるとそろそろ限界に、、、、
お弓の準備もあるので兄 七島に「おい、そろそろ帰るどぉ~」って言いましたが、兄はカメラにかぶり付きのまま、、、
 
兄はこの機会に鞆の写真を撮りだめしたい様子。
最近ブログ名に対して鞆の写真が激減しているので、ブログ名に恥じないように更正する気になったのか?(笑)
 
粘る兄を尻目に一人帰路に着いたお弓神事本番当日の朝でした。
 

登校時間

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朝、寺筋を通って小学校へ向かう小学生たち

班長の上級生の女の子を先頭に列になって登校、、、、、
あれれぇ、、学校とは反対に向いて進む男の子が、、、、

寺筋の風景に子供たちが歩く姿は自然と似合います。

それはこの町が持つ人に対するやさしさのようにも感じます。
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