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Channel: 鞆の浦日記
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鞆・町並ひな祭 吉本家のお雛さま

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会期終了の11日まであとわずかになった第10回・鞆町並ひな祭ですが、ぜひ寄って戴きたいのが今夜紹介する吉本家です。

吉本家は鞆の鍛冶衆の流れをくむ旧家で、鞆ではかなり大きな間口の格子窓の建物です。

玄関を入り店の間を覗くとズラリとならぶお雛さま。

これ、、、、ぜ~んぶ吉本家のお雛さまだというのですから驚きです!!!

しかし本当に大切に残していらっしゃるんですよね。



ご主人の吉本さんはとても気さくで温厚な方で、休日などは時間があれば店の間に出て、雛めぐりに回る方々に気持ちよく接しています。

お雛さまも見応えがありますが吉本さんのこころ遣いも温かくて、訪れて本当に良かったと思える所です。



吉本家のある石井町は、どちらかと言えば観光で訪れる方も少ないのでゆっくりじっくり楽しむことが出来る場所です。

あと少しとなったひな祭の期間に、ぜひ吉本家に足を運んでみてはいかがでしょうか。



お雛さまに混じって吉本さん手作りのチョウサイのミニチュアもありますよ♪

鳥住知之 水彩画展

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今日は私の知り合いの水彩画展のご紹介です。
鞆の西町、ハヤシライスでおなじみの田渕屋の二階で鳥住知之くんの水彩画展が開催されています。

鳥住くんは私が二十数年前にバイトをしていた福山市内の工場に勤める若者ですが、休日には鞆のあちらこちらでスケッチブックを片手に水彩画を描き続けていました。

で、この度 田渕屋の女将さんである吉川さんのご好意で、田渕屋の二階で初の個展を開いています。

丸と線とを組み合わせたマッチ棒を繋いだような独特の描き方は、非常にシンプルかつやさしいタッチです。

また個展が開かれている田渕屋の二階のこの部屋は、映画「男たちの大和」のロケセットがそのまま残る場所でもありますので、一度に両方を楽しむことができます。

田渕屋にお寄りの際はぜひ二階へ足を運んでみて下さい。

行政と水産業者の攻防

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 鞆港の東側に長年、不法係留されていた水産業者の台船や不法占拠していた水揚げ施設などに大きな変化が出てきています。

4月からフェリーの就航に伴い県営桟橋の周辺を不法占拠している水産業者の施設などを自主撤去しない場合、これらの施設を県が強制代執行するとの告示が出た為です。

以前に比べて物はかなり減りましたが、よく見ると本当に必要な製氷機や生けすやフォークリフトなどはなくなっていますが、使い物にならないような台船などはそのまま残されています。 

そもそもこれらの水産業者は鞆北部の白茅に移転すると県と合意書を交わし、白茅漁港を建設しましたが、動かず今に至っています。

水産業者は移転先の白茅漁港の設備等が不十分と言って県は移転させる為に施設を増設、結果県が白茅漁港につぎ込んだ金は既に15億円を超えています。

「民間企業」の為にこんなに税金をつぎ込むだけでも理解出来ないのに、さらに強制移転もさせられないのなら県は今までつぎ込んだ巨額の血税をどう説明するのでしょうか?

今回の件に関しては法に基づいたしっかりした仕事を県に切に望みます。

こころ安らぐお雛さま 正法寺のお雛さま

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今日は鞆・町並ひな祭の会期最後の日でした。
今夜は最終日にふさわしいお雛さまの紹介です。

場所はあのかわいいお地蔵さんの正法寺です。

人形供養は知っていましたが、こんなに素敵なお雛さまを飾られていたとは、、、、
見たときはちょっと感激でした。

正法寺のご住職は以前から親しくお付き合いさせて戴いておりましたが、今日は奥様にもお茶をご馳走になってしまいました。
で、、奥さんに、、「ブログ、ちょくちょく拝見させて戴いてます」って言われて、、、
あらら、、、私のブログをご夫婦で見て戴いていたなんて、、
本当にありがたい限りです。

しかし正法寺ってとてお庭にしても、このお雛さまにしても、とてももセンスよく飾られていますよね。
ご住職、奥様共々センスがとてもいいんでしょうね。

今日はお雛さま以外にもいろいろ見せて戴きました。
一度に掲載するとネタ切れになりますので、、後日小出しで紹介させて戴きます(笑)

きれいに手入れされてこころ安らぐお庭と同じように、本当にこころ安らぐ正法寺のお雛さまでした。

来年のひな祭に向けて

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第10回・鞆町並ひな祭も昨日で会期が無事終了しました。
今回のひな祭では厳しい運営費の中でもっとも金額の掛かる広告費をいかに削減するかという課題の中で、インターネットによるイメージビデオによる広報を取り入れることを試みました。
 
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イメージビデオは動画サイトのYoutubeを利用しましたが、このサイトでは細かいアクセスの分析結果が表示されます。
今夜はこの分析結果から分かる事実と来年への課題を考えてみます。
 
まずYoutubeでのイメージビデオへの全体のアクセスはメインのパソコン・スマートフォン版、携帯版、そして福山市の広報版を併せて1,454のアクセスがありました。
 
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この数を多いと見るか、少ないと見るかは意見の分かれるところではありますが、私個人としては会期終了までに5,000アクセスを目標としてたので惨敗だったと言わざるを得ません。
 
次にこのイメージビデオにアクセスするのにどこのサイトからアクセスしてきたか?です。
この分析結果が出るのがYoutubeの凄いところです。
メインのパソコン・スマートフォン版の総再生回数1,196の内、携帯からのアクセスが最も多く245となっています。
携帯版は再生回数が72とほとんどアクセスがなかったのですが、その分こちらのPC、スマートフォン用にアクセスがあったことが分かります。
つまり携帯版は必要なかったと言ってもよい結果が出ました。
 
次にリンク先では資料館経由のアクセスが最も多く262件、比率にして21.9%、次に遠音近音、鴎風亭を経営する鞆スコレグループのホテルからのアクセスが191件、16%となっています。
そして最近登録者が激増しているfacebookからのアクセスも106件の8.9%ありました。
 
今回のイメージビデオの広報に関しては、事務局の資料館は別として鞆スコレに全面的に協力して戴いた結果が、アクセス数にも確実に現れています。
この結果から、インターネットを使った広報の場合、いかにリンクを張るか?、それもいかにアクセスが多いサイトにリンクを張るか?ということがアクセスアップの鍵となることが見て取れます。
またFacebookは使いようによっては非常に有効なサイトであるかということも見て取れます。
 
確かに大手検索サイトのyahooやgoogleからのアクセスアップも大切ですが、それと同じくらい様々な方々の協力によってリンクを張り巡らせることがいかに大切かが分かるのです。
 
またサイトへのアクセスは男性が多いという結果も出ています。
今後はいかに女性向けの内容にするかというのも課題として浮かび上がってきました。
この分析結果を元に、来年のひな祭の広報活動に活かせればと思っています。
 
 
余談ですが、、、、
 
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このイメージビデオへのアクセスは日本国内にとどまらず、アメリカやEU諸国からもあったことが分かります。
 
インターネットって本当に凄いですね。
 
 
 
 

鞆・古寺花めぐり 静観寺の梅

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先日の日曜日に訪れた際はもう既に散り始めていた静観寺の梅です。
きれいな濃いピンク色をした花びらが梅の木の下一面に広がっていたのがとても印象的でした。
 
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散り始めてはいましたが、陽の光に透けてみえる梅の花は本当にきれいでした。
 
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南側の花は散り始めていましたが、陽が当りにくい北側の花は比較的よく残っていました。
 
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梅の花の時期が終わると静観寺の境内にある巨大な桜の季節となります。
鞆でも随一の桜の巨木が咲かせる花は本当に見事ですよ。昨年の模様はこちら。
 
鞆のお寺の花の情報はこちらをご覧下さい。
 
 
 
 

星の浦からの日の出

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平地区の星の浦、本瓦造船横の小波止からの日の出の風景です。
 
朝晩はまだまだ寒い日が続きますが、冬型の気候はもうほぼ無くなってきたので四国方面の水平線近くに厚い雲が多いかぶさることが少なくなってきました。
 
これからの時期は晴れた日には本当にきれいな日の出を拝むことが出来ますよ。
 
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星の浦からの日の出 続編

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昨日の続きで恐縮ですが、、、、、


こんな感じできれいな、お日様が無事上がりました(^0^/

「備後の魁(さきがけ)」に見る鞆の津の賑わい

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昭和43年発刊の福山市史に鞆の津の賑わいの紹介で「備後の魁(さきがけ」よりと書かれている書籍の挿絵が掲載されてあります。

一見して明治前期のものと分かるもので、この「備後の魁」を市の中央図書館で閲覧しようとしたのですが、現在所在が不明になっており半ばあきらめていたところ、なんと国立国会図書館の近代デジタルライブラリーにデーターがあり、自由に閲覧することが出来きることが分かりました。

「備後の魁」は福山城下や鞆、尾道などの備後の主要な地を絵で記した貴重な資料で明治17年発刊の書籍です。
ここには明治時代の鞆の商家の賑わいや、福禅寺などの詳細な見取り図が記されていてとても貴重な情報を見ることができます。

一枚目の備後鞆津西町 油屋事太田新蔵の絵図は、現在のハヤシライスの田渕屋界隈です。
この時代はまだ現在の太田家住宅は保命酒屋中村家の所有であったので、油屋太田家の店はこの界隈でした。
この絵図では現在のうどん屋の海彦や骨董品屋のけすくせ宇田の建物は既に油屋の所有であったことが分かります。(現在も太田家所有の建物)

また油屋と並んで西町の両替屋という屋号の近江帆布卸、畳表卸、船具商の佐藤甚三郎の店も紹介されています。
両替屋の佐藤家はかつての鞆製網合資会社の出資者でもあり、鞆でも大きな商家でした。
残念ながら両替屋の佐藤家の建物は現存せず、かつての両替屋の跡地は現在駐車場となってしまっています。
この「備後の魁」では今は現存しない商家の姿を見ることができます。

また福禅寺の挿絵でも、今はない庚申堂や鐘楼の存在を知ることが出来ます。

鞆でも古文書に比べ絵図の現存は大変少なく、この「備後の魁」はとても貴重な史料だといえます。


国立国会図書館の近代デジタルライブラリーの「備後の魁」はこちらから閲覧できます。

http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803772

春満開の大観寺

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鞆の祇園さん、沼名前神社参堂沿いの真言宗大観寺の境内は垂れ桜や梅が満開になっています。
山門を拝むとピンク色に染まった垂れ桜が訪れる人を迎えてくれます。
 
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近くで見るとこんな感じ♪
 
 
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また境内にはいろいろな色の梅が咲き誇ってすごい状態です!!!
 
 
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ひな祭は終わってしまいましたが、これからは鞆のお寺でひな祭りに勝るとも劣らない美しい花を拝むことが出来ます。
 
 
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鞆の古寺花めぐりの情報はこちらを参考にしてみて下さい。
 
 

第17回・鞆町民文化作品展

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ひな祭が終わると最初にある行事がこの鞆町民文化作品展です。
幼稚園児からおじいちゃん、おばあちゃんまでが合言葉のような幅の広さがこのイベントの特徴です。
 
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今回はちょっと出展数が少なかったようですが、中身はとても濃い作品がたくさんありました。
特に素晴らしい作品を紹介します。
 
先ずは水彩画から
 
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観ているだけで心が明るくなるようなこの水彩画は焚場の方の作品でした。
思わず家に飾りたくなりますね!
これだけ単純な線で描けるのはかなりの技術の方ですね。
 
続いては版画部門です。
 
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鞆の南禅坊の唐風の山門をモチーフにしたこの作品の出来はもはやプロ級ですね。
 
続いては書の部門
 
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書かれてのは鞆の津小唄の歌詞です。
字の素晴らしさもさることながら、鞆の津小唄を書にするという大胆さは素晴らしいですね!
 
 
で、、、我が平井家も父が版画、母は折り紙、兄と私が写真で出品しました。
で、、、、、私の作品はこれです (^0^;
 
このブログをご覧の方は見たことがあると思います。
昨年のお盆の明け方に撮った「夜明けの鞆港」を出品しました
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いかがでしょうか?、、、、
 
また来年もがんばります(^0^¥
 

鞆・古寺花めぐり 初春の小松寺

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このところの陽気で鞆の寺院の木々の花も一気に華やかになってきました。
平家ゆかりの小松寺では梅や桜が咲いて訪れる人々を迎えてくれます。
 
小松寺は寺伝によると、安元元年(1175)に平清盛の嫡男である平重盛が厳島参詣の途中、鞆の浦に立ち寄り、手彫りの阿弥陀仏像を安置して寺院を建立、その際に松を植えたのが始まりとされています。
小松寺という名前は重盛が「松」を植えたからではなく、重盛が京の「六波羅小松」に居を構えていて「小松殿」と呼ばれていたので、重盛のゆかりの寺院という意味で「小松寺」となったようです。
残念ながら重盛ゆかりの松は現存していませんが、境内には梅や桜、紫陽花などの木々が植えられ、初春から初夏にかけては様々な花に彩られます。
 
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これはしだれ梅でしょうか。
とても美しく咲いて今が見頃となっています。
 
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また境内には白梅の木も数本あります。
梅の木の奥に映る社殿は沼名前神社です。
 
で、、、境内にあれ?、、、という花がありました。
 
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七分咲きとなっているこの花はどこからどう見ても、梅ではなく桜です。
まだまだ大人の背丈を少し越えたくらいの小さな桜の木でしたが、他の桜の木がまだつぼみなのにこの桜だけは恐ろしいくらいの早咲きです!!
 
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幹を見て戴ければ分かりますがどう見ても桜ですよね!
この桜だけ暦を間違えて狂い咲き?・・・
 
ではなさそうで、どうやらソメイヨシノではなく、ヒガンザクラの仲間のようです。
しかしこの時期に桜の花が咲くとちょっとびっくりですね。
 
これからの小松寺は梅の後にソメイヨシノ、そして梅雨時期からはたくさんの紫陽花で境内が彩られます。
 

第6回・きもの日和☆TOMO

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今年でなんと第6回目となりました、きもの日和☆TOMO
前回からは港界隈を離れ、元遊郭の場所であった鞆の津ギャラリーありそ楼に会場を移して行っています。
 
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あでやかな着物姿の女性はありそ楼の店主である三藤直子さんです。
でも今日だけは着物が似合っていたので「女将」と呼ばせて戴きました♪
みなさん「ごひいき」にお願いします!
 
朝10時前から尾道の市民劇団てごう座の全面協力で着付け作業開始。
今回は狭いありそ楼という条件と、きもの日和の主催者代表である市議の大田祐介氏が選挙前の多忙な時期でもあったのでこじんまりと行いました。
 
それでも着物を着た男女総勢20名近くになりました。
我が家も私と娘、そして娘の友達が参加。はじめて着物を着る娘達はちょっとドキドキだったみたいです。
 
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11時過ぎ、みんなが着替えたところで、行列で鞆の散策開始!
 
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着物姿には小路が似合うので、ちょっと細い道も通って散策です。
で、、、観光ガイドはなんとこの私(^0^; 
 
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で、みんなでいろは丸館前で記念撮影♪
 
その後、私の観光ガイドで福山城長屋門遺構(岡本亀太郎本店)や鞆の津の商家、いろは丸事件の談判場所である旧魚屋萬蔵宅(御船宿いろは)などをご案内、みなさん結構「へ~」を連発して戴いたので幸いでした(笑)
 
また主催者代表の市議の大田祐介氏は、先日の福山市民マラソンでのスーツ姿で「選挙に行きましょう」のたすきを肩に掛け走った時の二匹目のドジョウか?!!今日は着物姿にたすきで「選挙に行こう」のPR活動。
 
短時間ではありましたが、とても楽しいきもの日和となりました♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 

春分の日の日の出

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昨日は昼と夜の時間が同じとなる春分の日でした。
冬至の頃は7時過ぎだった日の出も今は日の出は6時過ぎにまで早まりました。
 
昨日は天気もよく、田尻の海岸沿いは水平線から昇る太陽が蜃気楼と重なる「だるま朝日」を撮るカメラマンで大フィーバーでした。
で昨日の日の出はこんな感じでした。
 
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この日は寝坊をしてここを通る際に日の出となってしまったので偶然撮影した1枚です。
でもここに行くと五十万円以上する、まるでバズーカー砲のような望遠レンズを携えたカメラマンがズラリと並んでいるので、ちょっと気が引けます、、、、(-0-;
 
 
 
で、、田尻を早々に離れてその後は本来の目的地である平漁港へ、、、、
ちょっと到着が遅かったですが、こんな感じの写真は撮れました。
 
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ちょうどサギも飛んでて背景にアクセントを付けてくれるサービス。
 
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平漁港ならではの静かな港の風景を撮影することが出来ました。
 
 
 
 

有志求む!

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幕末の1865(慶応元)年に保命酒徳利製造の為に作られた鞆皿山焼の窯跡が保存に向けて動き出しました。

 全長約50m、12の焼成室からなる連房式の登り窯は奇跡的ともいえる状態で残っており、京都府在住の文化財保存全国協議会常任委員の鈴木重治先生の指導の下、太田家住宅を守る会が中心となって作業が進められています。
 
しかし現実にはこの遺構は文化財指定されていない為に、現在は民間ベースでの保存事業として行われています。
その為マンパワーも財源も厳しい状況です。
一枚目の写真は一昨年の最初の調査時の時の模様ですが、現在はこのように再び雑草で覆われている状態です。
 
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その為、この遺構の保存活動を行っている太田家住宅を守る会では作業を手伝って戴けるボランティアを募ることとなりました。
 
「文化財指定を受けてから行政が保存作業をすればいい」という声も聞かれるのも事実です。
しかしそれまでに遺構が壊れてしまっては何の意味もありません。
その為には将来の文化財指定を受けるまでの応急処置の工事が必要不可欠なのです。
 
またこの窯跡のある皿山のすぐ側は狐崎という絶景スポットがあります。
 
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また狐崎を中心として新四国八十八ヶ所の地蔵堂も数箇所が現存しています。
 
太田家住宅を守る会では、皿山窯跡の保存と共にこの狐崎を新たな鞆の観光スポットとして開発も考えており、一部森林等の伐採の許可を取り、調整を進めています。
 
最初の調査の時と同じように微力ながらも私も出来る限りのお手伝いをしようと思っております。
 
この保存事業に興味のある方、お手伝いをして戴ける方は太田家住宅を守る会の岡本さんの方へご連絡して戴けたら幸いです。
電話番号は084(982)3553です。また私の方に直接ご連絡をして戴いても結構です。
 
皆様の温かいご支援をお待ちしております。
 
この情報に関する中国新聞の記事はこちらです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

桜の開花前の医王寺

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桜が美しい春の医王寺ですが、桜の方はまだまだつぼみの状態です。
しかし医王寺の周辺には既に梅や菜の花が咲いていて訪れる人々をやさしく迎えてくれます。

桜が満開の医王寺もきれいですが、桜の開花前の医王寺もいいなかなかいいですよ♪

いよいよ終盤へ 鞆の浦百景

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今夜は私が地元大陽新聞に連載している「鞆の浦百景」を紹介させて戴きます。

2009年7月から第2、第4月曜日の月2回の連載で、約3年弱の間に既に60景を連載しています。
元々この鞆の浦百景を構想した目的は写真冊子かポスターにしようと考えたからです。
鞆には様々な風景があってその多様性が鞆の魅力であり、それを紹介しようと思ったのが始まりでした。

http://blogs.yahoo.co.jp/shimakaze2002/16151305.html

その後、備陽史探訪の会の田口義之・由実夫妻から「何か鞆のことを書いてみないか?」と紹介されたのが田口義之氏が郷土史研究のコラム「新びんご今昔物語」を連載していた地元福山の地方紙大陽新聞でした。

いろいろ考えた末、この「鞆の浦百景」を連載することに決めました。
それは地元福山の方に鞆の様々な魅力を知って戴く上でとても良い機会だと思えたからです。
また物書きの経験自体はありませんでしたので、よい勉強にもなるだろうと引き受けたのがきっかっけです。

連載し続けて感じたことは、「勉強しないと物書きは出来ないなぁ~」ってことでした(笑)
実際、記事を書く上でその場所への取材はもとより、歴史的な背景や史実などを詳細に調べる必要もあるからです。

またこの鞆の浦百景では出来るだけ観光ガイドなどには紹介されない場所を多く選ぶようにしています。

それこそがこの連載の目的であり、真の鞆の素晴らしさを伝える方法だと思っているからです。

連載完結まであと約2年ありますが、一景ごとに新たな鞆の魅力を紹介できればと思っております。



コラム掲載の大陽新聞に関するお問い合わせは下記の通りです。
http://www.taiyo-shinbun.net/

歴史遺産を救え! 鞆皿山窯跡保存プロジェクト

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幕末に保命酒徳利を製造する為に造られた鞆の皿山窯跡が保存に向けて動き出していますが、現状は非常に厳しい状態です。
 
 
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文化財登録に向けての一昨年の調査の際に刈った草木などが再びあたり一面に生い茂り、保存作業の行く手を阻んでいます。
 
昨日は保存事業を指揮している岡本さんは続く重労働の作業に身体がダウンしてしまってたので、岡本さんと連絡を取りつつ、兄と一緒に短時間ではありますが作業道確保の為の木々の伐採などのお手伝いに行きました。
 
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長い年月の間に痛んだ窯跡の状態は限界に近く、このままだと時間と共に崩れ落ちてしまいます。
まさに時間との闘いとなっています。
 
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今回の保存事業は文化財指定までの応急処置的なもので倒壊を防ぐために窯の隙間にモルタルを注入するなどの補強作業を行うものです。
その作業の為には作業道の整備、窯周辺の草木の伐採、窯上に堆積した土砂の除去など大変な事前作業が待っています。
 
この保存事業は一部県からの助成金でまかなってはいますが、現場までの仮設道の造成とモルタルでの補強工事の為の費用にそのほとんどが必要な為に、これらの作業は有志によるボランティアの手がどうしても必要な状況です。
 
私達兄弟は太田家住宅を守る会のメンバーではありませんが、この窯跡を歴史遺産として残そうと直向に取り組む岡本さん、そして文化財登録の為に老いた身体を酷使して保存活動に携わって戴いている京都の東洋陶器学会の常任理事の鈴木重治先生らの姿を見ると、手伝わずにはいられなくなってしまいます。
 
 
この保存事業に興味のある方、お手伝いをして戴ける方は太田家住宅を守る会の岡本さんの方へご連絡して戴けたら幸いです。
電話番号は084(982)3553です。また私の方に直接ご連絡をして戴いても結構です。
 
皆様の温かいご支援をお待ちしております。
 
 
 
 
 
 

町の灯り

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ここ数日は風が強くて再び寒さが戻ってきましたが、逆に夕暮れの風景を撮ると澄んだ空気の為に町の灯りが温かく映ります。

空気が澄んだ日には四国の川之江の町灯りもよく見えます。

灯りの数だけ幸せの数がある。

そんな気持ちにさせてくれる宵の鞆の町の風景です。

開花はいつ? 安国寺の桜

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いよいよ春本番って気候になってきましたが、残念ながら今年は冬が寒かった為に
桜の開花が遅れているようです。
 
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安国寺の桜もまだつぼみの状態です。
 
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来週はもう4月ですね。
この写真は去年の4月7日の夜の模様
 
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これは4月10日のものです。
 
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今年も早く安国寺の美しい桜が見れるといいですね。
 
鞆の寺院の花情報についてはこちらもご覧下さい。
 
 
 
 
 
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