第10回・鞆町並ひな祭も昨日で会期が無事終了しました。
今回のひな祭では厳しい運営費の中でもっとも金額の掛かる広告費をいかに削減するかという課題の中で、インターネットによるイメージビデオによる広報を取り入れることを試みました。
イメージビデオは動画サイトのYoutubeを利用しましたが、このサイトでは細かいアクセスの分析結果が表示されます。
今夜はこの分析結果から分かる事実と来年への課題を考えてみます。
まずYoutubeでのイメージビデオへの全体のアクセスはメインのパソコン・スマートフォン版、携帯版、そして福山市の広報版を併せて1,454のアクセスがありました。
この数を多いと見るか、少ないと見るかは意見の分かれるところではありますが、私個人としては会期終了までに5,000アクセスを目標としてたので惨敗だったと言わざるを得ません。
次にこのイメージビデオにアクセスするのにどこのサイトからアクセスしてきたか?です。
この分析結果が出るのがYoutubeの凄いところです。
メインのパソコン・スマートフォン版の総再生回数1,196の内、携帯からのアクセスが最も多く245となっています。
携帯版は再生回数が72とほとんどアクセスがなかったのですが、その分こちらのPC、スマートフォン用にアクセスがあったことが分かります。
つまり携帯版は必要なかったと言ってもよい結果が出ました。
次にリンク先では資料館経由のアクセスが最も多く262件、比率にして21.9%、次に遠音近音、鴎風亭を経営する鞆スコレグループのホテルからのアクセスが191件、16%となっています。
そして最近登録者が激増しているfacebookからのアクセスも106件の8.9%ありました。
今回のイメージビデオの広報に関しては、事務局の資料館は別として鞆スコレに全面的に協力して戴いた結果が、アクセス数にも確実に現れています。
この結果から、インターネットを使った広報の場合、いかにリンクを張るか?、それもいかにアクセスが多いサイトにリンクを張るか?ということがアクセスアップの鍵となることが見て取れます。
またFacebookは使いようによっては非常に有効なサイトであるかということも見て取れます。
確かに大手検索サイトのyahooやgoogleからのアクセスアップも大切ですが、それと同じくらい様々な方々の協力によってリンクを張り巡らせることがいかに大切かが分かるのです。
またサイトへのアクセスは男性が多いという結果も出ています。
今後はいかに女性向けの内容にするかというのも課題として浮かび上がってきました。
この分析結果を元に、来年のひな祭の広報活動に活かせればと思っています。
余談ですが、、、、
このイメージビデオへのアクセスは日本国内にとどまらず、アメリカやEU諸国からもあったことが分かります。
インターネットって本当に凄いですね。