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Channel: 鞆の浦日記
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日曜日は八朔の馬出し

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この日曜日は第14回目の八朔の馬出しですね。

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この八朔の馬出し、、、
実は雨天中止なんです、、、、

この日曜日はちょっと怪しい予報になっています。

なんとか晴れるよ良いのですが、、、


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今年も資料館の一員として参加させていただきます。

子供たちの笑顔が見れたら良いのですが、、、

ホッとする町の灯り

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夕方の江の浦の街角、小さな地蔵堂には夜の為にちゃんと灯りが備え付けてあります。
暗くなってきて、お地蔵様も寂しそうなのでスイッチを点けました。

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これでお地蔵さまも今夜も寂しくないですね。

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ちなみにスイッチは祠の右にあります。
夕方には燈して、そして朝には消しましょう。

小さな小さな町の灯りですが、人々の心を温かく照らす大きな灯りのように感じました。



特別展 鞆奉行 荻野重富と百貫島伝説 準備大詰め

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今年の鞆の浦歴史民俗資料館の秋の特別展は「鞆奉行 荻野重富と百貫島伝説」です。
昨年の仁丹 森下博展に引き続き、今年も私の企画案を採用して頂きました。

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今回の特別展では、図録の原稿の執筆、そして資料館での講師役も仰せつかりました。

まだまだ郷土史の研究者としては未熟者ですが、気付けば私ももう40台後半。
いつのまにか資料館を支えなければならな年齢になってしまいました。

先輩方のご好意もあり、資料館では活き活きと活動させて頂いております。

今回は鞆の人にも非常に馴染みが深いながらも、知られていないことが多い弁天島にあえてスポットを当てました。

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私の資料館での活動のテーマは、住民の方にも分かりやすく、より鞆の歴史を身近に感じることが出来るようにすることです。

今回の特別展、お楽しみに!



ポスター&チラシ完成 特別展「鞆奉行 荻野重富と百貫島伝説」

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10月8日からの鞆の浦歴史民俗資料館の秋の特別展「鞆奉行 荻野重富と百貫島伝説」のポスター&チラシが完成しました。

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こちらはポスター&チラシの表になります。

チラシの裏側は主に荻野家に伝わる家宝と、備後福山藩主 水野勝成と歩んだ時代の展示物が中心に掲載されています。

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私の担当の弁財天に関する展示の紹介が、、、、

それは実際に見てのお楽しみにということで、、、

図録の原稿も大詰めとなっています。
頑張ります!

関町のチョウサイ 解体修理

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昨日はお隣りの関町のチョウサイを修理する為に解体作業が行われました。

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4本の柱の外側に付く4羽の鳳凰のうち3羽の首や羽が折れている為、屋根や屋根の下の台輪を外し、その下にはめ込まれた鳳凰の彫り物を抜き取る為の解体作業です。

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この難しい作業に挑むのは、神辺の宮大工の野島さんです。
実はこの解体作業の話しは私が仲介させていただきました。

野島さんとは建築士会の会合で知り合い、その後、鞆の資料館の八朔の馬や馬の台の修理を依頼するようになりました。

鞆のチョウサイは布団太鼓の中でもかなり複雑な装飾が施してあります。
野島さんは、若い時に大型のだんじりなどで有名な飛騨高山で修行を積んだ宮大工です。
自信を持って関町に紹介させていただきました。

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一般の人ならチョウサイを解体なんか想像もつかない作業ですが、野島さんはわずか1時間程で大型の唐破風の屋根を外しました。

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屋根が外れたチョウサイ、、残念ながら仕事があったので、作業の途中で抜けなければならなかったので最後まで見ることは出来ませんでしたが、、こんな難しい作業を快く引き受けてくれた野島さんに感謝してもしきれません。

鞆のチョウサイの大半は制作して120年以上経っています。

鞆の伝統を受け継ぐ為に建築士会のネットワークが役立って本当に良かったと心から思っています。

感謝グループに物申す!

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鞆の仙酔島で国民宿舎仙酔島とホテルここからを経営している感謝グループへのクレームです。
私の周りからも酷すぎる!、、これ以上放置していたらヤバい!という意見が多いのであえて掲載させていただきました。気に入らない方はスルーして下さい。

まず感謝クループに物申す!

カネ儲けの為に、仙酔島の歴史を捻じ曲げるな!

カネ儲けの為に、ウソを並べるな!

カネ儲けの為に、観光客を騙すな!

その証拠は感謝グループのホームページにぎっしり詰まっています!


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まずはこの地図!
勝手に七福神の島にするな!

鞆に浦島太郎伝説などない! 小浦という呼び名のある浜を勝手に「浦島太郎の浜」なる名前に変えるな!

本当の五色岩は地図の遊歩道の場所ではない!、、、知らないのか?
仙酔島の五色岩とインドの神などは全く関係ない!

勝手に各所にパワーの感じる場所などと掲載するな。
科学的根拠を示せ!



次はこれ!

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仙酔島は1億数千年前からの手付かずの太古の自然が残っている?、、、笑わせるな!

仙酔島は、約300年前の元禄13年(西暦1700年)の検地帳にも多くの田畑が記載されている島全域が開墾された場所なのを知らないのか?

大ウソ書くな!

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彦浦が閃き(ひらめき)の門とも呼ばれている、、、そんな事実はない!

江戸時代以前は海上に紅鳥居があった、、、、どこにそんなことが書いてある?
証拠を出せ!!


感謝グループに物申す!
このように仙酔島全域にウソをバラ撒き、カネ儲けの為に観光客を騙すようなことをすのはやめてくれ!
この島は新興宗教の修行場所じゃない。

ここまで酷いと、もう許せる範囲ではないですね!!!




関町のチョウサイの彫り物の落款

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先週の土曜日に関町のチョウサイの修理の為に、上部の解体作業を行った際に、関町の世話方が偶然大発見をしました!!!

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それはチョウサイの正面向かって右の欄間の彫り物の中にさりげなくなりました!!

これです!!

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石に彫られた小さな落款が嵌め込まれていたのです。
彫り師のものだと思われます。

文字が印鑑などに使う印相体で書かれている為、最初の一文字が読めませんが、「○の章」と書かれています。

落款が嵌め込まれている場所はここです。

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認印よりも小さい本当に小さな落款です。
しかし粋なことをしていますね!

これが解読できると、作者がはっきりするかもしれません。
この落款から平出身の郷土史研究者であった故 表精氏が古老から聞いたという「梅欄」作という話はどうやら違っているようですね。

落款の解読が出来たらまた発表させていただきます。

明日から秋祭り

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いよいよ明日から秋祭りですね。

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今年は天候にも恵まれて良い秋祭りになりそうですね。

道越町のみなさん、頑張って下さい(*^^*)

秋祭り 始まる

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いよいよ秋祭りが始まりました。

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今年の当番町は道越町です。
午後5時過ぎからの曳きものの 明かしもの のスタートに、午後7時からは神輿渡御祭が沼名前神社境内の渡守神社で行われました。



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神輿への御霊移しの後、神輿は当番町の道越町の御旅所へ。

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これから三日間、長いようで短い秋祭りの始まりですね。

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チョウサイの準備も出来ました。
よい秋祭りになるといいですね。




秋祭り中日 夜の宴

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三日間の秋祭りも、もう中日。


午後7時から、道越町の御旅所でご祈祷がありました。

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その後は、鞆の人 お待ちかね?、、の祭りの宴の夜となります。

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私もついつい飲みすぎました、、

頭痛え~(^◇^;)

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町には見せ物の造りものや、ステージでの踊りや太鼓など、様々な催しが行われ、賑やかな祭りの宴が夜遅くまで賑わっていました。

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チョウサイ

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今夜は未明まで賑やかになりそうです(^◇^;)

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彼岸の墓参り

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秋祭りも終わった昨日は、彼岸の墓参りに行きました。

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我が平井家のお墓は真宗善行寺です。

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いつもの井戸で水を汲み、そしてお墓参り。

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無事にお参りできて、なんとなくホッとした秋の彼岸でした。

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頑張れ福山市!!

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福山市がいい仕事をしてくれました!!

仙酔島で感謝グループが「彦浦」を勝手に「閃きの門」なるパワースポットに仕立てて、その象徴にする為に無許可(文化財保護法違反)で建設していた「鳥居」を福山市が見つけ、強制撤去させました。

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ここは文化財保護法で新たな建築物などの建設が厳しく制限されている「名勝 鞆公園」です。

そこに仙酔島の歴史とは縁もゆかりもない新興宗教ような施設を建てるなど言語道断の話しです。

福山市は今後も「宗教色の強いもの」に関して特に目を光らせて監視するとのことです。

頑張れ福山市!!!


、、、しかし烏の口岬の解説に、、、15代将軍足利義昭が、この岬に立ち見えない京に思いをはせていた場所との説明が、、、、

もう作り話しもいい加減にして欲しいです(苦笑)


仙酔島の河童伝説

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感○グループの作り話し最新作ではありません(笑)
子供の頃、大人から子への言い伝えの、仙酔島で語られていた伝説です。

その舞台はここ!!

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遊歩道の途中にある小さな沢に掛かる橋が舞台です。

この沢には昔から河童伝説が伝わっていて、子供の頃、よく聞かされたものです。

その為か、子供の頃はこの小さな橋を通るのがなんとなく怖かったのを今でもよく覚えています。

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昔と違って今は雨の日以外は水が流れていないようです。

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かつての仙酔島の山には人の手が入り、山もあまり荒れていませんでしたが、今は荒れ果てて沢に水が流れなくなってしまいました。

それと共に仙酔島の河童伝説も歴史の中に埋もれてしまったように思います。

きっと河童も寂しがってるだろ~な~、、、、


中秋の名月

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今夜は中秋の名月。
例年、平日だったりするので、なかなか拝むことが出来ませんが、今夜は鞆一の景色のここから拝むことが出来ました。

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そうです。
日東第一形勝の福禅寺の客殿 対潮楼です。

今日の月の出は午後5時半過ぎとちょっと早め、、、
まだ明るいうちの月の出となります。

月の出の時刻から遅れること約10分、仙酔島の東裾から上がってきました。

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、、、まだ景色がかなり明るい、、、(汗)

そして撮影のポイントでありながら、とんでもなく難しいのが、東の窓の上にある「日東第一形勝」の扁額と中秋の名月の同時撮影でした。

これにはかなり悪戦苦闘、、、
カメラ機能を駆使してなんとか撮りました。

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やっとこさ扁額の文字が写りました、、、(汗)

しかしここから拝む中秋の名月は豪華ですね!

思わず「麻呂は満足じゃ!」の世界(笑)

思わず一句(笑)

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お粗末でした、、、

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月が昇ってくると、海に映える月夜の光がとても美しく波打つ中秋の名月でした。


スーパー潮位

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今夜は日本中がスーパームーンという言葉に酔いしれていましたが、満月の月が地球に最接近するということは、、、、

そうなんです。
こうなるんです!

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そうです。秋恒例の高潮です。

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よく見ると雁木の最上段まで海水が来ていたのが分かります。

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台風21号が通った与那国島では最大瞬間風速81.1mを記録したそうですね。

もし今夜、台風が鞆に接近してたら、、、

ぞっとしますね(苦笑)

ともあれ、スーパームーンはあまり見えませんでしたが、港は波もなく静かでよかったです。


言葉を学ぶ 教えを学ぶ

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ちょっと紹介が遅れましたが、、、(汗)

臨済宗妙心寺派の総長もされている栗原住職のお寺、正法寺の今月のありがたいお言葉はこちら!!!

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思わずドッキッ!!、、、、でした。

人は自分が作った価値観で、これは必要、価値がある、、、これは無用、価値がないと勝手に色分けしてしまうものです。

しかし老子の教えの「無用の用」のように、世の中には一見役に立たない、価値がないと思われているものでも、実際には大切な役割を果たしていたり、価値もあるものだという意味と同じだと思います。

この人の話を聴いても無駄だ、、、こんなもの役に立つわけがない、、、

このような閉鎖的な考えを捨てて、万物には全て価値があるという考えで生きれば、人生いくらでも豊かになれると説いているのだと思います。

さすが栗原総長!!!

でも、、、、現実には、、、なかなか難しいことですね(汗)

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しかしこんな短い言葉の中にも、、凄く濃い意味が隠されているものですね。

またひとつ教えを学んだように感じます。

私もこの言葉の意味を深く噛み締めて、、、明日から頑張ってみます!!!

無理のない程度に、、、(笑)


担いでいた時代のチョウサイ

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先日の秋祭りで原町の世話方から、ぜひ見たいという話を多数聞いたのでアップさせていただきます。
昨年の西町の秋祭りの「ちょうさい写真展」で初公開した、担いでいた時代のチョウサイの写真です。

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残念ながらまんま担いでいる場面ではありませんが、チョウサイを引っ張る綱がないのがはっきりと分かります。

時は昭和3年です。
実はこの写真は秋祭りのものではありません。
9月ではなく、11月なのです。

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原町のもう一基のチョウサイの前には大行列が、、、

実はこの写真は昭和3年の御大典の祝賀行列なのです。

御大典とは、昭和天皇の即位を祝し、全国で行われた歓迎行事です。
鞆でも全国と同じように御大典行列が盛大に行われました。

その昭和3年の秋祭りの当番町が原町であったので、原町が代表?としてチョウサイを担いだようです。

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チョウサイの布団の部分には「奉祝」と書かれた扁額と日の丸が掲げられています。

写真の撮影場所は関町と石井町の通りの関町側です。

チョウサイを担いでいた時代の写真も大変珍しいのですが、秋祭り以外にチョウサイが繰り出していた事実が同時に写っている大変貴重な写真です。


鞆の浦歴史民俗資料館友の会では、資料館活動に活かす為、貴重な鞆の資料を後世に伝える為、このような写真を町内の方々からお貸し頂いてデーター化しています。
こうしてご紹介できるのも、鞆の方々の善意によるものです。

今後も継続して古い写真の収集を続けていきますので、ご協力をお願いいたします。

秋の夜明け

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淀姫神社からの今朝の夜明け。

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もう秋も本番。
本当に明け方の潮風が心地よい季節になりましたね。

思いをかたちに

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明日から鞆の浦歴史民俗資料館の特別展「鞆奉行 荻野重富と百貫島伝説」が開催されます。
今回の特別展でも私の企画を採用して戴きました。
この企画を考えた最大の目的は弁天島の祠堂に安置されている「秘仏の弁財天のご開帳」でした。

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関町の世話方の方々に弁才天の祭事に連れて行ってもらわななければ、知る由もなかった真実。

実に85年ぶりのご開帳です。

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ぜひこの歴史の重みを感じて下さい。



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